最近，外来患者診察室に髪が抜ける、と悩んでいいる男性患者がよく見られ、
相談の間に彼らが今の自分の症状と、 外観へどのぐらいの影響があるかという心配が深く感じられます。
実際には、人間の頭髪本数は年齢の増加により段々少なくなっていきます、
一日に抜ける髪の数が約100本から150本まででしたら正常です。
人間の髪は毎日成長中ですから、髪は細い髪から太い髪までの成長段階に面倒を見る必要があります、
これは所謂日常生活の保護です。

心理的な作用

特に、家族に髪の薄い人がいる若者にとっては、このことが原因で、 ガールフレンドを作る勇気もなくなり、心理的に自分に対する自信をなくし、焦慮感が睡眠不足を引き起こし、更に髪抜けがひどくなり、 悩みを倍増させるという悪循環になってしまいます。このような悪循環は多くの男性患者さんの心理と生活へ強大な障害を与えます。

生活習慣の影響

毎日の洗髪
診療所に来て頂いた患者さんの洗髪の習慣を分析すると、多数の方はほぼ毎日洗髪することがわかりますが、実はこれは悪い習慣なのです。毎日洗髪しますとシャンプーなど洗剤によって、頭の外層の脂肪保護層が熱いお湯に取り除かれるようになり、髪がもっと抜けやすくなります。正しい方法は三日間に一回です。ただし、男性のヘアオイルが多い問題を治さなければなりません。そうすれば、前の洗髪習慣が簡単に変えられるわけです。
夜更かし・不規則な生活
夜更かしもヘアオイルの増加と髪抜けの急増の主な原因の一つです。人間が機械ではありませんから、新陳代謝をよく促進させるように、充分な睡眠時間を取らなくてはいけません。連日の夜更かしをしますと、体に必要なエネルギー、血液及び栄養分も同時に増加する一方、頭までの血液量は降下し、毛髪への栄養分が足りなくなります。髪抜けしやすい方は、なるべく夜更かしを避けた方がいいと思います。
日差し及び雨の日の保護
日差しは皮膚内の蛋白質が欠如し、活き髪を支える力が低下するようになり、髪抜けしやすくなるということは言わなくてもわかるでしょう。その他、日差しで皮膚が薄く，脆くなることを更に注意していただきたいです。
雨の日の保護についても酸性雨に注意しましょう。酸性雨の中にはいろんな廃棄物が含まれていますから、雨が降って頭が濡れますと、毛のうが一層害され、髪抜けしやすくなります。 雨の日は、帽子かぶることと、傘を使うことは重要な予防方法の一つです。

運　動
運動は、血液循環を促進させる重要な手段です。一般の運動方法以外に、一日に何回か手腕で頭、首、肩を叩き、或は首を動かさないで、肩を回すことも筋肉をリラックスさせ、血液循環を進めさせる良い方法です。
栄養バランスの良い食事
バランスよく栄養をとることは髪の成長にとって大切な事で、糖質、蛋白質、脂質、ビタミン、ミネラル類とも必要品となります。牛乳、昆布は毛髪に対してよい効き目を持ちます。 一方、あまり甘い，油っこい、辛いピーナッツ、チョコレート、レイシ、マンゴなどをよく食べますと、脂質の分泌量の増加を引き起こすようになるので、なるべく少量に。脂質量が増えるにつれ、洗髪の数も多くなり髪抜けのスピードも速くなりますから。